JAPALAの大先輩山下紀幸会員が久しぶりにワークショップに出席された。 ヤフーの知恵袋で永久に回るこまが話題になって中野先生からデモを薦められたとのことであった。 配布された論文は表題の「いつまでも回り続けるコマの試作/実験とその応用」でトランジスタ技術 1995年 2月号に掲載された本田寿一/山下紀幸氏の論文である。 回路図も入った本格的なものであるが、紹介しきれないので原典を参照してほしい 実際に自分で作成された模型2組と広島に代理店があるアメリカ製の製品一点でデモをしていただいた。 ひげそり用の凹面鏡が手のひらに載る小さな金属のコマが飛び出なくて都合がよいとのことである。 とにかくよく回り、最初に手で鏡の上で回すと電源を切るまで回っている。 乾電池6Vで駆動するコイルが凹面鏡の下に組み込んである簡単なものであるが、電気の知識に乏しい 私には再現できない。 コマは金属をペットボトルのふたより少し大きさの3ミリ位の円盤に心棒が通してある。 外周から芯方向に磁力を入れなければならないが 今はもう売っていないので自分で磁気入れをしなければならないようで、 簡単ですよと山下さんはおっしゃるが。 ステッピング モーターでも同じものがつくれること 自分では回らない一種のモーターであることなどを説明いただいた。 山下会員は物つくりが大好きで色々作ったとのことで、今後も興味あるものを紹介いただくこととした。 心得のある方は、部品は家にいっぱいあるという山下会員に連絡を取るので申し出てほしい    (文 志村 jcd02773@nifty.com)