フィボナッチの本当の名はレオナルド・ダ・ピサ。
ピサ出身のレオナルド(1170頃-1250頃)。父が現在のアルジェリアに 仕事を求めたのに従いアラブ世界で最新の数学を学ぶ。
1202年に 帰国し「算盤の書」を表し、アラビア数学を後進国ヨーロッパに広めた。
fib=: (0 1,:1 1)&(+/ . *) |: fib ^: (i.16) 1 1 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 1597
a,. %/"1 a=. |."1 fib ^: (i.16) 1 1 1 1 1 2 1 2 3 2 1.5 5 3 1.66667 8 5 1.6 13 8 1.625 21 13 1.61538 34 21 1.61905 55 34 1.61765 89 55 1.61818 144 89 1.61798 233 144 1.61806 377 233 1.61803 610 377 1.61804 987 610 1.61803 1597 987 1.61803
char_lf 0 1,: 1 1 +-+-----------------+-------+ |1|1.61803 _0.618034|_1 _1 1| +-+-----------------+-------+特性方程式 \[y=-1-x+x^2\]の解
p. _1 _1 1 +-+-----------------+ |1|1.61803 _0.618034| +-+-----------------+ 左の1はシステムのリピート回数
バチカンも大忙しで、混乱は包容力を無くして保守化し、 大進化時代を迎えた科学との軋轢も激しかった。
カルダノ(1501-1576)はギャンブラーで医者、数学者。生涯は波乱万丈。頭脳をギャンブルに使い、 「さいころ遊びについて」という本を書き、期待値の考え方を提示したが、出版は死後の1633年。
この時代は数学試合が注目された。カルダノはタルタリアから3次方程式の解法を公開しないとの 約束で教えてもらい約束を反故して1545年に「アルス・マグナ」の中で公開し、悶着を起こす。
タルタリアもギャンブラーに只で教えるほどお人よしではなかろうし、この解法は、タルタリアが 1537年に書いた著書でも公開しておらず、公開する意思は無かったようだ。
カルダノは10年経てから公開したが、カルダノが公開しなければ、 タルタリアの功績は記録されず、後世のビッグネームに、 手柄を横取り、独り占めにされたかもしれない。
近頃はアルゴリズム特許などまた変なものが流行って来た。 \[ ax^{3}+bx^{2}+cx+d=0 \] \[ -\dfrac{b}{3a}+^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2}+\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2} +\left(\dfrac{p}{3}\right)^{3}}} ^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2}-\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2} +\left(\dfrac{p}{3}\right) ^{3}}}\\ \] \[ -\dfrac{b}{3a}+ \omega ^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2}+\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2} +\left(\dfrac{p}{3}\right)^{3}}} +(\omega^{2}) ^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2}-\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2} +\left(\dfrac{p}{3}\right)^{3}}} \] \[ -\dfrac{b}{3a}+(\omega^{2}) ^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2} +\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2}+\left(\dfrac{p}{3}\right)^{3}}} +\omega ^{3}\sqrt{-\dfrac{q}{2}-\sqrt{\left(\dfrac{q}{2}\right)^{2} +\left(\dfrac{p}{3}\right) ^{3}}} \] - \[ \left\{ \begin{array}{l} \omega=\dfrac{-1\pm i \sqrt{3}}{2}\\ p=\dfrac{c}{a}-\dfrac{1}{3}\left( \dfrac{b}{a} \right)^{2}\\ q=\dfrac{d}{a}-\dfrac{1}{3}\left( \dfrac{b}{a} \right) \left( \dfrac{c}{a}\right) +\dfrac{2}{27}\left( \dfrac{b}{a} \right) ^{2}\\ \end{array} \right. \] カルダノの弟子フェラリは4次式の公式を発見している。