Jのインストール

インストール

• Windows 　
  　
  • QT版とHTML上で使うJHS版があるが、QT版をインストールすればHTML版も入っている。
  • ダウンロードして展開すればいい
    • 本体はデフォルトではWindows汎用のProgram Filesに入る
    • インストーラからインストールしないとPathが繋がらないので、手動で教える必要がある
    • ユーザーフォルダは /Users/xxx/j(64)805-user　に作成される
    • 任意のフォルダに移しても良い
  • パッケージのインストール
    • ネットに繋いでJを立ち上げ Tools/PackageManager からインストールする
    • たいした量ではないので全部インストールしている。
    • (時々タイムスタンプが更新されているので要チェック）
    　
  • 初期設定 　 　
    　
    • フォント:Edit/SessionFont で選ぶ(ijs-fontはなくなった） 　
    • ボックス：Copy/PasteのときASCIIモードだとボックスが保持できる。 　

      View/Toggle Ascii Box Drawing　にチェックを入れる 　

    • Edit/Configure　の各ファイルで初期設定を変更できる(慎重に） 　
      • Edit/configure/Qt.Ide を編集して初期設定を変更した例
      • # の付いているほうが解説。下の#なしが本編
      • フォントをBold 16に、ボックスをAsciiに変更した。

        [Session]
        BoxForm=1                  NB. <--0 //1 is  Ascii
        ConfirmClose=false
        ConfirmSave=false
        EscClose=false
        FontFamily=Lucida Console
        FontSize=16                NB. <-- 10
        FontWeight=bold            NB. <-- normal
        

        　
  • レジストリー
    • JはWINのレジストリを切っているのでUSBメモリやどのドライブにインストールしてもコピーしてもよい
• Android
  • ダウンロードして展開すればよい

QT(キュート)とは

• 次のように説明されている
  • C++で書かれたUI（User Interface)フレームワーク
  • UNIX Windows MacOSなどで動く
  • フィンランドのTrolltech社が開発していたが、ノキアを経てディジアが２０１２年に買収した
  • GPLのオープンソース版とライセンスがある
• ワープロのFEPのように中身を知らなくとも便利なツール
• Jのスクリプトを書くのに意識することはない。

• QT版では、現状では次が十分機能しない
  • Turtle Graphics
  • OpenGL

    gl3 が　glesに変わり、収納パッケージが異なる

  • フォームエディタは提供されていない。

    フォームの書式が少し変わっており、下位互換性はない。また手でスクリプトを書かなければならない。

JHS HTMLベースのJ

• 一台のPCをクライアント・サーバーとして使う
• 立ち上げ:次のどちらかの方法でJのサーバーが立ち上がる 　
  　　
  • Explorerでbin/jhs.bat を叩く 　　
  • ブラウザを立ち上げ、次のアドレスを打ち込む 　　

    　　127.0.0.1:65001/jijx
    　　

    　　
• 127.0.0.1は自己のアドレス
• 65001はポート番号
• J　HTTP　Server の操作は立ち上がったHTML上から行う　 　

J602

• J602は完成度の高いバージョンである
• WINでは最近PureWindowというWIN8/WIN10での余計な改変を取り去ったサーバーバージョンが噂されている。
• オールドバージョンとして　jsoftware.comのダウンロードページに上がっている。
• 消されないうちにDLして、保存しておこう
• Linux 32/64 , Mac/Intel/ppc, WIN32/64,PocketPc 版がある